HSPだと結婚できないって話があるけど…本当なのかな。HSPで結婚した人はどうやって結婚に踏み切ったのか、知りたい!
こんなお悩みを、HSP気質を持ち、生きづらさを抱えながらも、現在は素敵な奥さんと快適に暮らす私が解決します。
- 「HSPは結婚できない」の真偽
- HSP男性の私が結婚に踏み切れた3つの理由
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
HSPの結婚問題。
先人たちの様子をみる限り、「結婚=幸せ」とは必ずしもならないようですが…。
それでも、結婚により明らかに幸福感が増している人がいるのも事実。
HSPなら気になる、結婚に至る前のアレコレについて、改めて考えてみましょう。
結婚に向けて希望のもてる、非常にポジティブなお話ですよ。
HSPは結婚できない?
結論としては、
HSPだから結婚できないということはない
と言えます。
最終的には関係ありません!
実際、私を含め、繊細さんで幸せに暮らしている人の声は数多く耳にしてきましたから。
HSP気質は結婚の武器にすらなりえるんです。
▶参考|HSP同士の夫婦が幸せな結婚生活を送るために心がけている3つのこと
ただし、「HSPが結婚に不向きな理由」が存在するのは事実ですし、
結婚したくない
結婚できない…
と考えるようになるのも、いたって当然の話。
私自身、長年交際を続けてきた彼女(今の奥さん)と結婚をするまでには、相当な苦労と苦悩を重ねてきました。
▶参考|HSPが「結婚したくない」のは当然!不向きな理由と向き合い方
奥さんと出会う前には、
- 好きな人をデートに誘うのにも一苦労したり
- 誘ったら誘ったで断られて気まずい関係になったり
- 自己肯定感が低くて身なりに気を遣わない時期があったり
今からすれば「繊細な気質の影響かな?」と思えることで数多くの影響を受けてきました。
少し自暴自棄な時期すら、ありましたから。
ここではとても言えないようなことも。
でも、このままでは「あまりに切ない」と感じ、出来る範囲から色々試していくことに。
「繊細な気質を持つからこそ気をつけるべきこと」をひとつずつ潰していくことで、恋愛をしっかり楽しめるようになっていったんです。
▶参考|繊細なHSP男子がモテる3つの理由|モテない場合の対処法は簡単!
そして、最後の最後。
もう「明らかに」お互いに居心地が良いと感じられている自信がありつつも、
本当にこのまま結婚しても大丈夫か
との疑念を消すまでに時間を要したのもまた事実。
何につけても慎重ですから…
決して、彼女(今の奥さん)を疑っていたわけではありません。
でも、どうにも踏み切れない時期があったんです。
何かと理由はつけていましたが、今振り返ると最大の原因は、「自分に自信がなかった」から。
どうやって最後踏み切ったのか、その理由をご紹介します。
HSP男性の私が結婚に踏み切れた3つの理由【体験談】
どうにも決断しきれなかった私が、結婚に踏み切れた理由は、大きく3点あります。
繊細な人には当てはまる箇所が多いものばかりでしょう。
- 「仕事の安定なんてこない」ことに気づいた
- 圧倒的な信頼関係を築けている自信をもてた
- 奥さん(当時は彼女)からの「圧」が強まった
自分は結婚を視野に入れているのに、相手がそうでもなさそうで気がかりだ。
相手の事は大好きだけれど、結婚にはどうしても不安がつきまとう。
そんな方へ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
結婚に至るまでのスピードが加速するかも!
▼結婚を考えるにつれ、大事なポイントも見えてきました。
HSPも結婚できる!理想の結婚相手を見つける手順と4つのポイント
「仕事の安定なんてこない」ことに気づいた
少々気がかりだったのが、
仕事が安定しているか
という点でした。
就職と転職を経る中で、仕事に慣れないうちに結婚まですると、負荷が大きすぎると考えていて。
具体的には、
- 相手の家族に「安心できるヤツ」だと思われないと…
- 万が一の時には自分が養えるくらいでないと…
と、様々なプレッシャーを感じていたんです。
男子なら多少なりとも、気にするところでしょう!
でも、気づいたんです。
仕事の安定なんて、いつになってもこない
ということに。
当たり前といえば当たり前なんですが…
基本的に負けず嫌いですし、どうせやるならしっかりやりたいと思うタイプ。
仕事でも同様なので、いつになっても「ああ、これで満足だ」と思える時なんてくるはずがなくて。
基準を高く設定しすぎていたんですね。
ここのハードルを下げて問題ないよ
という気持ちが伝えられれば、結婚に一歩前進するかもしれません。
圧倒的な信頼関係を築けている自信をもてた
交際を開始したのは、大学生の頃。
どれだけ仲が良くても、多少は気を遣ってしまうのが「結婚」に関するアレコレ。
ある時期から、
結婚するならこんな感じで生活をしたい
という要望を、お互いに話していったんです。
すり合わせのような形で、少しずつ。
例えば…
二人暮らしでも2LDKにして絶対に自分の部屋を持ちたい。
そのうち、猫と暮らしたい。
持ち家じゃなくて賃貸派。
可能なら、子どもは2人欲しい。
少しずつでも、結婚を見据えた会話をすることで、
- 自分のことをいかに把握してくれているのか
- 自分のことをどれほど大事にしてくれているのか
- どれだけ暖かい心を持っている人なのか
これらを再度実感していきました。
何より、
住む場所や生活スタイルなど、日頃の生活で非常に重要な事柄について。
たとえ希望が異なる場合でも、話し合いで解決できる。
圧倒的な信頼関係を実感できたんです。
両親や兄弟に対する想いや、普段のやり取りだけではみえてこない価値観は、そのまま将来の家庭に反映されますからね。
奥さん(当時は彼女)からの「圧」が強まった
相手任せかよ!
と思われそうですね。
そんなもんです。
奥さんが「圧」をかけてくることによって、
- 自分と結婚をすることへの覚悟が出来ている
- 自分に依存するわけではなく、自立している
これらがヒシヒシと伝わってくるんですね。
これが、嬉しくて。
やはりプレッシャーも感じますし、少々荒療治かもしれませんが、非常に効果的でした。
1ヶ月、2か月という短期間ではなく、年単位で事前に伝えてくれていたのが救いだったかもしれません。
最後には、期限として日付まで指定される勢いでした。
年齢のことも考えて…
「婚活サービス」に登録しかけました。
日頃の価値観を共有できていたからこそ、できたのだと思います。
「圧をかけることで、長年の付き合いがあっても離れてしまう」なんて話、ちょこちょこあるくらいですから。
- お互いに、自分が大事だと考えることは譲らず、明確に伝える。
- 伝えられたら、率直に受け止めようとする。
こういった姿勢が、大事だったんですね。
実際に結婚をした今でも、心がけている点です。
勇気をもって伝え続けてくれた奥さんには、とても感謝しています。
最後の最後は自分で自分の背中を押すしかない
ここまでをまとめると、
HSPだからといって結婚できないということは決してなく、
例えば以下の3点のような点を刺激することで結婚に踏み出せるHSP男性は多いのではないか。
ということでしたね。
- 「仕事の安定なんてこない」ことに気づいた
- 圧倒的な信頼関係を築けている自信をもてた
- 奥さん(当時は彼女)からの「圧」が強まった
ただ、どれだけ周りがお膳立てしたとしても、最後に決断するのは自分自身です。
最後の最後には、自分で自分の背中を押すしかありません。
あなたが普段から信じている人ですから、きっと、大丈夫なハズです。
大切な人に愛想を尽かされたら、悲しすぎますから…