
繊細なHSPだと生きづらさがあって色々大変そうだけど、良いことって何かあるの?HSP当事者が思う「HSPでよかったこと」を知りたい!
こんな疑問を、HSP気質を持ち、生きづらさを抱えながらも、現在は快適に暮らす私が解決します。
- HSPの私が本気で思う繊細さんの魅力5選
HSPという気質は、とても厄介なものです。
そのしんどい部分についてはここでは省略しますが、様々な面で生きづらさを抱える原因になるのは紛れもない事実です。

私自身、今でこそ気楽に過ごせることが増えましたが…。苦しみの声を日々耳にしています…。
でも実は、それ以上にいいところもたくさんあるんです。

…本当??
今回はそこに焦点をあてて、実体験をふまえながらお話します。
きっと、思い当たるところもあるはず。
HSPでよかったこと①|人の気持ちに共感し、寄り添える
共感能力の高さは、最も有名と言っても過言ではない、HSPの特徴ですね。

例を挙げます。
私が新卒で就職活動を非常に熱心にしていたときのこと。
その時に「ストレングス・ファインダー」という有名な本に基づいて自己分析をしたことがあるんですね。
そこで出た私の特性の筆頭は、「共感力」でした。
それは例えば…
- 自分の周りにいる人がイライラしているのが手に取るようにわかる。
- 話をしている集団をみていると、誰が誰の話に対してどう感じているかが伝わってくる。
- 悲しげなテーマやシーンのある映画・ドラマ・小説にふれると高頻度で泣けてくる。
こういったものです。

あるある!
HSPの特性「DOES」の説明の中でも、よく言われるものですよね。
こうした側面はややネガティブに扱われがちですが、決してそんなことはありません。
人に深く共感できるからこそ、大事な人の気持ちに、深く寄り添うことができるんです。
- 友人が何か言いづらそうにしているときに、黙って話し出すのを待ったり。
- 奥さんが悩んでいるときに、気持ちをすっきり吐き出すことができるような雰囲気をつくったり。
- こうやったら喜ぶかな、ということを先回りして考えたり。
これまで何度もありました。
そのたびに、
「そこまで大したことでないかもしれないけれど、大事な人の役に立てるのは嬉しい」
って思うんです。

ある意味、自己肯定感を上げる材料にもなったかもしれません。
HSPでよかったこと②|音楽や芸術に深く感動できる

私は、音楽やアートが大好きです。
- フェス
- カラオケ
- 音楽番組
- 漫画
- 映画
- エッセイ
- 小説
- 美術館 etc...
もちろんそうは言っても、絵画などに日常的に触れているわけではありません。
イラストを描くのがうまいわけでもありません。

フェスとかカラオケあたりは特に大好きだよね。
美術館で作品を目にしたり、綺麗な写真をネット上で目にしたりするのは、本当に楽しくて。
音楽に関しては、歌うのが特に好きです。
- ヒゲダン
- ミスチル
- BUMP
- 嵐 etc...
テレビやYouTube越しに誰かが歌ったり演奏したりする場面が始まったら、もう大変。
食い入るようにして耳をすませ、画面にくらいついています。

あとは漫画も。
読み進めて単純に面白いのもそうですが、とにかく絵に力のある作品が大好きです。
綺麗だったり、迫力があったり様々なタイプがありますが、みていて夢中になれるんですよね。
気持ちが大きく動かされる瞬間が多ければ多いほど、充実感を感じて日々を過ごせると思っていて。
なので、この特性は非常に嬉しいんです。
HSPでよかったこと③|様々な考え方や多様性を受け入れ、視野を広げられる

少し抽象的な話ですが、これも大きな「HSPでよかったこと」の1つ。

なんか、ややこしそうだね…。どういうこと??
自分自身が色々なことに気づいて気になる性分なので、そのぶん、
色んなタイプの人を「受け入れたい」「知っておきたい」
という気持ちが強いんです。
きっと、自分自身を受け入れて欲しいのだと思います。

他の人からみれば「ちょっとしたこと」に敏感に反応したり、人と違うことをして自信が持てなかったり、深くじっくり考える癖がついていたり…。
自分自身が少し「変わり者」なので、色んな人が大切にしている考え方や趣味嗜好を知っておきたいと思えるんですよね。
もちろん価値観が合わないな、とか意見が食い違うな、と思うこともたくさんあります。
ですが、少なくともその相手のことを否定することは一切ありません。
単純に「多様性」の受け入れ幅が広いので、自分自身の視野を広げやすいと感じています。

こういった感覚も、HSPの「繊細で敏感な」特性があって加速している気がしています。

HSPの気質(共感力や刺激への敏感さ)があってこそ、他者を否定することなくドンドン自分自身の視野を広げられている気がするってことね!
HSPでよかったこと④|ひとり時間が全く苦にならない

ひとりでいるのが苦にならないのは、昔から。
苦にならないどころか、楽しいです。一番落ち着きます。
なので、新型コロナウイルスの影響で家で待機しなければならないときにも、特に苦になりませんでした。

引きこもり耐性が高いってやつね。
ひとりでいて何をするのかというと…
- 本を読む
- 音楽を聴く
- YouTubeを観る
- 仕事をする
- 筋トレをする
- 散歩をする
- ひとりカラオケをする
- ネットサーフィンをする
等々…。

実にたくさんあります!
HSPさんならきっと、思い当たることでしょう!
これらは全て、自分のための時間。大事な、心を癒す時間でもあって。
やることは尽きません。
HSPでよかったこと⑤|今の自分をつくりあげてくれた

一番はこれ!
自分は自分ですが、決して切り離すことのできない概念ですから。
繊細な気質があったからこそ、色んなことに悩み、考えた。
そして行動し上手に付き合おうと思えたからこそ、今の自分があるんです。

なるほど…!HSP気質があって得られたものも大きかったのね。
おそらく、関わる周りの人には「面倒な奴だ」と思われていることでしょう。
私自身、なかなか人に相談したり距離を縮めるのが苦手なところもありましたし、こだわりも強いです。
ですが、そんな面倒なところですら受け入れてくれる人はいるんです。
そうした素晴らしい人柄や性格の持ち主と関われるのも、自分自身にも同じように素晴らしい所があるから。
まだまだ自分に対して満足できない部分も多いのですが、年々、自分のことが好きになれている気がしています。

生活自体は格段に快適になりましたからね!
まとめ|「HSPでよかったこと」繊細さんの魅力は計り知れない!
ここまでで、私の感じている「HSPでよかったこと」を厳選してお伝えしてきました。
HSPって、意外と良いところもたくさんあるということ、少しでも伝わっていれば嬉しく感じます。

うん!たくさんあったね!
もし良かったら、あなたの感じる「HSPでよかったこと」も、ぜひ教えてくださいね。
他にも何かあれば、お気軽にコメント欄まで。

そしてもちろん、繊細さんの魅力はこれだけに留まりません。他にもたくさんの長所や「あるある」なんかも。ぜひ覗いていってくださいね!
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