HSPでも結婚ってできるのかな?理想の結婚相手を見つけるには、どう考えていけば良いんだろう。
こんなお悩みを、HSP気質を持ち、生きづらさを抱えながらも、現在は素敵な奥さんと快適に暮らす私が解決します。
- HSPでも「結婚は出来る」という事実
- HSPな人が理想の結婚相手を見つける手順
- HSPな人が結婚相手に考えておくべきポイント
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
HSPは恋愛が苦手で、結婚にも不向き。
よく言われがちな話ですが、果たしてそれは真実でしょうか。
NO。真実とは言い切れません。
たしかに、その気質ゆえに、決して欠かしてはいけないポイントはいくつかあります。
でも、繊細さんは魅力的な人ばかり。大丈夫なんです。
HSPも結婚できる!
結論を言うと、
結婚をしたいのだ
という確固たる意志があるのなら、HSPであろうとそうでなかろうと、関係ありません。
もちろん相手あっての話ですから、「必ず」とは言えないでしょう。
ですが、「HSPだから結婚できないだろうな」と考える必要は全くないんです。
私も結婚していますし。
繊細な人で結婚している例はたくさんありますから!
もちろん、結婚に伴う「共同生活」を苦にしやすいなど、不向きな理由もあります。
それゆえ、時には「もう結婚なんてしたくもない」と感じることもあるでしょう。
でも、「出来ない理由」なんて、挙げればキリがありません。
- 体重を3キロ減らしたい
- 早寝早起きを実現したい
- ギターを弾けるようになりたい…
こういった身近な願望と同じで、やろうと思えば決して不可能ではないんです。
結婚したい気持ちがあるのなら、出来ない理屈に神経をつかうのではなく、「どうすればできるか」を考え抜きましょう。
その方がきっと、楽しいですよ。
実体験と繊細さんな知人の話をもとに、ポイントをまとめていきます。
▶参考|HSPが「結婚したくない」のは当然!不向きな理由と向き合い方
繊細さんが理想の結婚相手を見つける手順
大きくは、次の手順のとおりです。
当たり前の話だと思って、流さないでくださいね。
ステップを省略したがゆえに「不毛な時間を過ごした…」と考える人が後を絶ちません。
時間は貴重ですからね。ポイントさえ把握しておけば、あとは「やるかやらないか」だけです。順番通りでなくても、同時並行で考えていけばOK。
何か、イメージされている「理想のカタチ」はありますか?
もしまだ明確にはないのなら、思いつく限りの「条件」を書き出し、優先順位をつけてみましょう。
頭で思い浮かべるだけでなく、実際に紙やメモに書き出すのがコツですよ。
後から振り返りもするので、形に残しておくと良いです。
徐々に洗練させていけばOKなので、最初はどんなものでも構いません。
ドラマに登場するおしどり夫婦のような…
上記で考えた理想の結婚生活は、あくまでも理想です。
全て叶えられたら嬉しいですが、現実もみておかねばなりません。
あなた自身が魅力的だということに疑いの余地はありません。
ですが、「あなたの思い描く理想の結婚生活にふさわしい」あなたなのかは、怪しいもの。
今一度振り返ってみましょう。
もしそうでないと思う部分があるのなら、自分を磨いていきましょう。決して自分を卑下する必要はありません。淡々と改善を加えるのみです。
理想を明確にし、現実を知り改善していく…。
この過程で、「どうしようもない」点が出てくると思います。
理想に近づけるのは不可能でなくても、あまりに時間が足りなかったり、勇気が出なかったり…。
そういった要素については、いわゆる「妥協」を積み重ねるほかにありません。
「石原さとみと結婚したい!」
「田中圭みたいな人が良い!」って…ね。
でも、決して譲ってはいけないポイントもあります(後述)ので、そこは外さないようにだけ。
理想とかけ離れないように、でも、現実的な範疇に抑えていくんですね。
そして、上記を考え改善しながら、相手探しを実行に移します。
ここが、何より大事です。
動き出さなければ、どれだけ考え自分を磨いても、始まりませんから。
後述の「決して譲れないポイント」さえおさえておけば、方法は問いません。
ただ、繊細さんにとって相性の良い手段も存在しますので、そちらの詳細については別の記事で紹介しますね。
最初こそ上記を順番にこなしていった方が良いです。
ですが、出来るなら早々に、実際に相手探しまで経験してみてください。
そして、繰り返すんです。
繰り返して洗練させていく中で、自分が本当に求めているものが見えてくるからです。
基本的にとても時間がかかるものです。無理は禁物ですし、いつまでに結婚したいのかにもよりますが、少し焦るくらいで丁度良いかもしれません。
ちなみに、HSP気質をもつ繊細な人を探すことにこだわる必要はありません。
結局のところは「相性による」からです。
以下の4つのポイントだけ外さなければ、それでOKです。
繊細さんの結婚相手として考えておくべき4つのポイント
- 素の自分でいられる人か
- 繊細さやHSPに理解を示せる人か
- 精神的にも経済的にも自立している人か
- 互いの苦手を補い合えると思える人か
もちろん、相手に求めるだけでなく、あなた自身も同様である必要があります。どういうことか、具体的にみていきましょう。
▼参考|結婚した後に心がけていることはコチラ
HSP同士の夫婦が幸せな結婚生活を送るために心がけている3つのこと
素の自分でいられるか
- 必要以上に気を遣わずに一緒にいられる
- どんな時でもあなたを認め、肯定してくれる
- 本音で、何でも話そうと思える
これは、「圧倒的に信頼し、安心できそうか」と言い換えることも出来そうです。
なんせ、血縁のある家族よりも長い時間を今後共にしていくわけですからね!
ただでさえ、HSPは人の言動からネガティブな刺激を受けがち。
食事をとって、寝て、趣味を楽しむ。
その楽しい生活を送る拠点となる家は、絶対に心休まる場所である必要があるんです。
繊細さやHSPに理解を示せるか
- 理解できない感覚も否定せず、理解を示そうとしてくれる
- 決して「否定」ありきのコミュニケーションをとらない
- 落ち着いて、本音を引き出す会話ができる
HSP気質や繊細さ、刺激への過敏さへの理解は、死活問題です。
相手がHSPでないなら、「理解が追いつかない」場面も出てくるかもしれません。
些細と思われることで涙を流したり…
でも、理解が追いつかないことは、「否定すること」と同じ意味では決してありません。
理解できなくても「あなたはそう思うんだね、そう感じるんだね」と認めてくれる。
それだけで、一緒にいたいと思えるんですよね。
本音を引き出し受け入れようとしてくれる姿勢があるかないかで、天と地ほどの差が出てきますから。
精神的にも経済的にも自立しているか
- 互いに依存することなく、対等な関係を保てる
- 自分の人生を大切にできる
- 1人だけで生きていくことができる
夫婦という関係性は、平等なものです。
どちらかが幸せにしてあげるものでもなければ、幸せにしてもらうだけのものでもなくて。
「一緒に幸せになろう」という精神で。
お互いにそれぞれの人生を大切にし、謳歌していく。
そしてその方向性をすり合わせながら、より楽しく幸せに過ごしていくものでしょう。
そこには、「引け目」は一切ないはず。
お金の面でも、精神面でも、相手に「依存」してしまえば、対等な関係性は崩れてしまいますから。
もちろん、体調を崩したり、つらい時には頼ることも必要です。
基本的な姿勢としてのお話です。
お互いの苦手を補い合えるか
- 調べ物をして、物事を決断する
- 電話を通じて、交渉する
- 苦手な家事がある
HSPだと一括りにしても、どの程度の苦手かは人それぞれ異なるもの。
私の奥さんもHSPですが、苦手とする分野は全然違っているんです。
飲食店で店員さんを呼んだり、計算・決断するのは得意。
掃除や片づけも。
電話をかけたり、情報を聞き出すのは得意。
洗濯や簡単な料理は好き。
相手がHSPでなくても、同じこと。
互いに「苦手」とするところを補い合うことが出来れば、怖いモノなんてありません。
まさにwin-winになり得るんです。
HSPの結婚への道のりは険しいのか
結婚をしたい意志があるなら、淡々と手順を踏んでいく。
これだけで、あなたの理想とする結婚相手に近づくことができます。
このとき、4つのポイントを忘れないようにするんでしたね。
- 素の自分でいられる人か
- 繊細さやHSPに理解を示せる人か
- 精神的にも経済的にも自立している人か
- 互いの苦手を補い合えると思える人か
結婚の道のりは、険しいといえば険しいし、そうでないと言えばそうでもありません。
HSPさんの場合はむしろ、「見つかった!」と思ってからが本番かもしれないんです…。
でも、結婚って良いものですよ!
ぜひ、様々な手段を試してみましょう。