HSP気質な人は引きこもりたくなるってよく耳にするけど、本当かな?自分自身、よく引きこもりたくなるんだけど、このままで良いのか心配にもなってきた…。
こんなお悩みを、HSP気質で生きづらさを抱えながらも、現在は快適に暮らす私が解決します。
引きこもるの、大好きです。
- HSP気質を持つ人がなぜ引きこもるのか
- どのような気持ちで引きこもるのか(体験談)
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
少しネガティブな響きも感じがちな言葉「ひきこもり」。
でも、実際のところは悪いことでもないんですよね。
何年も家から一歩も出ない、というレベルになると心配ですが…。
HSP気質を持つ人と、ひきこもりの関係性についてみていきましょう。
HSPがひきこもりたくなる理由
ひきこもりたくなる理由は様々にあり、厳密には、人によって異なります。
ですが、繊細な感性を持つHSPな人には、ある共通点がありますよね。
…そう。「DOES」です。
「5感が鋭く、光や音などの刺激に敏感」
「人の気持ちに共感しやすく振り回されやすい」
などといった特性から、非常に疲れやすく、人間関係での悩みも抱えやすいんでしたね。
こうした特性を元に、ひきこもりに繋がりやすい要素を挙げてみましょう。
例えば、下記のようなものがあります。
- 他人に共感はできるが、他人からの共感が得られない場合がある。
- 周囲に気を遣い、対人関係に疲れ果てた。
- 働いていたら体調を崩しがち。適職が見つからない。
- どこにいても居心地が悪い。
およそ5人に1人がHSPであると言われていますが…。
あなたの周りはどうでしょうか?
環境によっては、3人に1人かもしれませんし、もしかしたら、10人に1人程度かも。
HSPのような繊細な感性を持つ人の少ない環境にいると、周囲の人と共感が得られないことが増えて。
気持ちの上で孤立しがちなんですよね。
たしかに、環境によって気持ちのラクさが全然違っていたかも。
- グループに入らないと「浮いた存在」になってしまう学校生活。
- こちらからすれば「無神経」とも感じられる言動を繰り返す上司や同僚。
- 日々の満員電車に、一向に回復することのない体力。
付き合うこと自体は表向きにはうまくやれても、精神的には疲労が蓄積し、追い詰められていくんです。
意図してもしていなくても、居心地の良い生活環境に巡り合えた繊細さんは幸運です。
あまりにも疲れる環境に居続けると、次第に…
もう外に出る気力も湧かない。
人に会いたくない。
と、思うようになってくるんです。
なぜなら、家が一番落ち着ける場所だから。
もしかしたら自分の部屋だけかもしれませんし、図書館など特定の場所かもしれません。
一番「マシ」なところに存在していたくなるんです。
そうやって居心地の良さを追求していくと、次第に体力も気力も回復していくんです…。
これが、繊細な感性をもつHSPさんたちが「ひきこもりたくなる」理由なんですね。
外出自粛のコロナ禍で「ひきこもり」の本領発揮【体験談】
いわゆる新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威は凄まじいもの。
そんな中で話題となっていたのが、「外出自粛」問題。
感染拡大防止のため、「不要不急の外出を控える」というものでしたね。
…となると、必然的に家にこもる機会が増えます。
- 普段から家で家事をしている人も、買い物はまとめてしたり。
- 仕事はテレワークになったり。
- 髪を切る期間を長くしたり。
- あらゆる施設は閉鎖し、レジャーに出る機会も消失。
テレビやネット等、あらゆるメディアのインタビューでは連日、
「はやく外出自粛期間が終わってほしい」
という人の意見で溢れかえっていました。
中には、気分が落ち込み、本格的に心身のバランスを崩してしまう人まで…。
確かに、日頃人と話すことが好きだったり、触れ合う機会を大切にしている人、スポーツなど外でしかできない趣味を心の支えにしている人からしたら、耐えられない状況でしょう。
ですが、我々のような「日頃から楽しく引きこもっている人」からすれば、特に変化はなく。
強いて言えば、
- 外出するならマスクが必須になったこと
- スーパー等で消毒液を使用する機会が増えたこと
- 呑み会がオンラインになったこと
くらいでしょうか…。
今の時代、遠く離れていても、本当に会いたい人とは顔を突き合わせて話すことが出来ますし。
私も、久々に気心の知れた友人とオンライン呑み会をしたときには、非常に楽しい思いをしました。
そして、仕事についても、
- オフィス不要じゃない?
- 満員電車に乗る意味が分からなくなった。
- 一人で自宅で仕事をすると効率が飛躍的に向上した!
等の声が挙がっています。
もちろん仕事によっては、そうもいきません。従前どおりの働き方を貫かないといけないものもあります。
ですが、より快適に効率的にできるなら、変化させた方が良いでしょう。
たしかに…。みんな、疲れていたのかもしれないね。
「ひきこもり能力が高い」というのは、実はこうした部分では非常に有利に働くんですね。
誰もが感じていた「不要なもの」を削いだ生活を、先取りしていたんです。
日頃ネガティブな印象のある言葉ですが、こうなると「一種の才能」と言っても過言ではないでしょう。
▶参考|一人でいるのが楽で大好き!一人になりたいHSPは「一人時間」を謳歌しよう。
まとめ|「ひきこもり」について心配の声はありがたいけれど、心配不要です。
「ひきこもり」というと、心配する声がどうしても挙がるもの。
ですが、繊細なHSP気質をもつ我々は、最も最善な選択をとっているだけなんですね。
なので、身近にそうした人がいる場合も、心配不要です。
ひきこもっていて不安を感じているあなたも、より快適な環境にいるだけのことなので、卑下する必要は一切ありません。
遠慮なくこのスタイルを続けていきましょう。
「自分基準」を追求すると、幸せ度が飛躍的に向上しますから!
ただ、もし「それでも自分がこのままで良いのか心配…。」という場合。
思いの丈を人に話してみましょう。
不安な気持ちは、人に吐き出してみることで随分と解消されますし、問題解決の糸口が掴めることも。
私にも経験があります。具体的には以下を参照ください。
▼些細なことから深い話まで。親身に聴いてくれる人は存在します。
▼特に「HSP」初心者の方はコチラ
【総まとめ】HSPを学ぶあなたへ。全体像と上手な付き合い方【初心者】
▼「HSP」に関する他の記事はコチラ
「HSP」カテゴリの記事一覧