
こんにちは!
しょーきち(@SHOKICHI_DJ)です。
本記事では、
- ルッキズムってなに?ちょこちょこ話題になってるみたいだけど、気になる。
- ルッキズムと「一重まぶた」にビビッときたよ。詳しく!
こういった疑問を解決します。
先日、こんなツイートをしました。
自分の顔は嫌いじゃない、むしろ好きな方なんですが、「分かりやすいイケメン顔」だったらどれほどの恩恵があるんだろう?と考えたことがあります。
そこから色んな経験を経た今では、「身だしなみ」と「内面から滲み出る表情」の2点は顔のつくりを凌駕する。そう考えています☺︎
ルッキズム。
意識していないと完全にスルーしがちな概念ですが、この現代で生きる上で避けては通れないものです。
あなたも知らず知らずのうちに、甚大な影響を受けているかもしれません。
この古風で厄介な考え方にとらわれた状態を手放すと、随分生きやすくなりますよ。
ルッキズムの定義と問題点

「ルッキズム」の定義
身体的に魅力的でないと考えられる人々に対する差別的取り扱いのことをさす。
出典:Wikipedia
容姿が優れているとみなされる人の方が、社会で優遇されがちであることは、数々の研究からも明らかにされています。
例えば、
- 学校で教師から高く評価される
- 雇用機会に恵まれやすく、賃金も有意に高い傾向にある
- 裁判における量刑に深く影響を与える
- 政治家は容姿が優れているほど選ばれやすい
等々…。
社会の中で集団で生きていると、ヒシヒシと感じて嫌になることもありますよね。
セクハラや妬みなど、容姿が優れているとみなされる人も、同様に嫌な気持ちになる場合が多々あるそうです。

私も、これまでに何度も感じる機会がありました…。
「最も美しい顔ランキング」騒動の論点
「最も美しい顔ランキング」は、アメリカの映画批評家(自称)が、独自に順位付けしているものです。
女優の石原さとみさんや、小松菜奈さんなど…。
毎年のように、マスコミに取り上げられていますよね。
このランキングに関するモデルの水原希子さんの発言が、この「ルッキズム」について考えるきっかけとなりました。
発言のポイントがこちら。
- 勝手にノミネートされて勝手にジャッジされる人々に失礼。
- 自分が知らないうちにルッキズムを助長していると考えると困る。
- 偏った美の概念やステレオタイプな考えを広めて欲しくない。
- 美の基準や定義や人によって異なるし、心が美しい人が「美しい人」なのだと感じる。
水原希子さん自身、モデルや女優として活躍されているからこそ、思うところがあったのでしょうね。
たしかに、明確な基準を設けて、その範囲内で自ら望む人同士でランキングをつけるのであれば、問題はないと思います。
でも、今回のものは違います。勝手に選ばれて、勝手にジャッジされて…。
選出されていない人の中でも不快に感じる人はいるでしょうし、1位になっても批判の声は確実に出てくるので、実は良いことナシなんです。
一重まぶたのイケメンが「外見至上主義な世界」に思うこと

ルッキズムの呪縛との付き合い方
一般に、
「二重まぶた」はかわいい!
かっこいい!
「一重まぶた」だと残念。
目が無いようなもん。整形したい。
こういった考えを持つ人が多いように感じています。
たしかに、一重の女性はアイプチをしますし、二重の男性はモテやすいかもしれません。
男女問わず「正統派」な美人やイケメンはある程度絞られ、人が群がります。
こればっかりはもう、「思い込み」の世界なので、どうすることもできません。
よく言いますよね。平安時代にはオカメのような顔をした人がモテていて、現代とは美の基準が真逆だった、って。
この話は遥か昔のものなので、真偽のほどは定かではありませんが、要は、
世間の風潮や時代の流れによって真逆になるほど、「美の基準は曖昧である」んですね。

私は一重まぶたで、自分の顔のことを「分かりやすいイケメン」だとは思っていませんが、まあまあ好きです。
冒頭にもお伝えしたとおり、
ある程度「清潔感のある身だしなみ」をしていれば、あとは「内面からにじみ出る表情や雰囲気が大事」なんだと気づけた(思い込めた)からです。
加えて、人生の中で「イケメンだ」と直接言われたこと、思われていると感じたことも影響しているかもしれません。
お世辞でもなんでも良いんです。
他人が内心でどう感じるかについては、すぐにどうこうすることもできませんが、こちらの良いように思いこむことは可能ですから。
ルッキズムと上手に付き合う上では、「美の基準」を自らつくりあげることがポイントなのかな、と感じています。
人は人、自分は自分です。必要以上に他人に合わせる必要はありません。
美しいと感じる気持ちは大事にしたい。


男女問わず、美しい人には見とれてしまいます。
例えば山P。イケメンなので推しています。
見た目から興味をもって、内面まで好きになることもありますよね。
「上手に付き合う」と表現しているように、ルッキズムと完全に離れることは難しいと考えています。
自分にとっての「美の基準」は大切にするべきですが、「Aを美しいと感じる」ということは、同時に「Bは美しくないと感じる」ことも意味するからです。
そして、「自分が美しくないと感じているB」は、誰かが美しいと感じることもあるんです。
これを認識しておくことも大切です。
問題はネガティブな気持ちを産むこと

小学生の頃、「顔面がイケてない」とクヨクヨした記憶があります。
理由はやや不鮮明ですが、「自分はイケメンでないと思われている」と他人から感じる出来事があったんです。
自分の美の基準を大事にしつつ、「誰かにとっての美しさ」を否定しないようにだけ、気をつけたいものですね。
敏感に感じ取ってしまった側は、なかなか、切ないです。
まとめ

ここまでで、下記をみてきました。
- ルッキズムの定義と問題とされている点
- 外見至上主義な世界における「ルッキズム」の呪縛との付き合い方
一言で表現すると、
自分の美の基準をもち、美しいと感じる気持ちは大事にしつつ、
ネガティブな気持ちを自分にも他人にももたらさないことが大事
こういうことです。

少し難しいですが…
上手に付き合っていきましょう!
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