もう、大学に行きたくない…。HSP気質があって大学に通うのは、難易度が高すぎる。どうすれば。
こんなお悩みを、HSP気質で生きづらさを抱えながらも、現在は快適に暮らす私が解決します。
大学生時代には、一度ならず何度も絶望してきました…。
- 「大学に行きたくない」と思い始めたら考えるべきこと
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
思い描いていたのは、華の大学生活
…のはずだった。
受験勉強を頑張ってやっと入った大学。
まるで馴染めなかったり、ストレスが溜まる一方で。
間髪入れずに襲い掛かる苦難に立ち向かい、上手に付き合う方法を、共有させてください。
HSPの大学生活は苦難の連続|
あなただけではありません。
大前提ですが、HSP気質を抱える繊細さんは、大学生活において苦難の連続にさらされます。
これまでにも、中学や高校でも、集団クラスの中で様々な困難がありましたよね。
それがさらに勢いを増して、襲い掛かってくるんです…。
例えば…
- 勉強がやたらと難しくて、ついていくのに必死。頑張っても無理。
- 試験になると「過去問」を持っている人が勝つ理不尽な世界線。
- サークルでは「相性の絶望的に悪い」人が多数存在。先輩後輩問わず。
- アルバイト先では社員や先輩、お客さんから理不尽な要求をされることもしばしば…無下に断ることもできず。
- 常に金欠気味(HSP関係なく…)
- 学校からは基本的に放置されるので、孤独感が強まることも。
HSPでなかったとしても、ただでさえ充実したものにするにはハードルがあります。
それなのに、「理不尽さ」や「悪意」、「鈍感さ」がかなり求められる生活。
疲れ果てて「もう大学に行きたくないな…」と考えるのは、何も不思議な話ではないんです。
私もそうでした。
振り返れば絶望的なほどに疲労が蓄積されていて。
若さと気力で乗り切った、という印象です。
出会う人やタイミング次第では完全に行けなくなっていたかも。
しかも、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を全面的に受けた代の大学生なら、なおさらです。
- 入学してから誰に会うこともなく、遠隔授業。
- サークル活動もままならない。
- アルバイトのシフトに入ることも出来ない。
大学の先生の授業は人により差が大きいですし、真面目に受けている方が馬鹿らしい気持ちになってしまうことすらあると耳にしています。
学費も安くないのにアルバイトもできず。どうすれば良いのか。
そうした難しい環境の中で不安を抱えているのは、決してあなただけではありません。
その点は、ぜひ頭に入れておきましょう。
大学に行きたくないと感じたら|
「すべきでないこと」と「対処法」
3点、お伝えします。
- 自分を奮い立たせて「無理やり」大学へ通う
- 孤独感を感じたまま放置する
- すぐに学校を辞める
すべきでないこと①|
自分を奮い立たせて「無理やり」大学へ通う
HSP気質を抱える人は、頑張り屋さんが多いです。
自分ではそうは思えないかもしれませんけどね。
もう、大学に行きたくないな
という言葉が出てきたなら、それは「かなり」ダメージが蓄積している証拠です。
頑張って入学したのに、親に悪い、もったいない、自分が情けない
あらゆる感情を抑え込んで、「行きたくない」という感情が出ているんです。
その感情を無下に扱って、無理やり大学へ通う必要など、ありません。
ここで無理をしすぎてしまうと、本当に心を病んでしまいます。
誰に何を言われようと、無理なモノは無理なので。
気にする必要はありません。
大学にも、相談窓口があるはずですから、利用するのも1つの手。
それも億劫なら、しばらく家にいるだけでもOKです。
休んで元気が回復して来たら、そこから動き出せば。それで充分です。
まずは、休みましょう。
人生長いですから。
後のことは、どうとでもなります。
すべきでないこと②|
孤独感を感じたまま放置する
信頼できる、心から気の許せる人が大学に1人いるだけで、随分と大学に行くハードルは下がります。
孤独感を感じたまま大学に通い続けるのではなく、誰か、信頼できる仲間や恋人をつくりましょう。
ちなみに、私は最初こそ4人程度のグループで動くことが多かったです。
が、年次が上がるごとに人数が増えて、最後は10人ほどの大所帯に。
人数が多いと、孤独感を感じることも増えました。
でも、そのグループの中でも、気の合う人は数名いるもので。
彼らがいたから、何とか通うことが出来たとも言えるかもしれません。
気負わずにどうでもいい話が出来る相手がいるって、本当に幸せなことなんですよ。
それも、
勇気を出して「誰かと一緒にいる」ことを選んだ中で、出会えたんです。
お互いに気にかけ合える人がいると、本当に救われます。
あと、「好きな人がいる」というのもモチベーションになり得ますよ。
つくり方としては例えば…
- 席の近い人に話しかけてみる
- 自己紹介の場面でアピールする
- スポーツの授業で一生懸命プレイする
- 色んなサークルをみて回る
- アルバイトをたくさん試してみる
- SNSを活用する
少々、難易度が高いと思われるかもしれません。
ですが、思いつくものは全て試すくらいでないと、いつまでたっても「気の合う人」には出会えません。
なかなか気乗りしない場合には、SNSがオススメです。
例え同い年でなくても、同じ大学生でなくても、似たような考え方を持つ人と出会えますから。
「HSP」というだけでも、性別はもちろん、世代や肩書に囚われない、オープンなコミュニティが広がっています。
既に使っているという方も、今一度使い方を見直してみてください。
顔を出したり、個人情報を明かす必要も一切ありません。
悩みがあれば、吐き出す。誰かがきっとみていて。相談に乗ってくれます。
優しい人は、気の合う人は、いるところにはいるんです。
私もやってます。良かったら、気軽に話しかけてみてくださいね!
▶アカウント|@SHOKICHI_DJ
すべきでないこと③|
すぐに学校を辞める
大学へ入学した動機は何でしたか?
「これを追求したいんだ!」というアツい想いがある場合は信じられないほどに少なく…。
「将来のため」「就職の幅を広げるため」「なんとなく」という理由でしょう。
それに、学費ももったいないし、勉強することもよく分からんし、面白くないし。
辞めてしまおうという気持ちも十分、分かります。
ですが、「すぐ」というのは避けましょう。
大学を卒業しないことで後悔する場合が、一定数あるからです。
もちろん、大卒だから偉いというわけでは決してありません。
ですが、大学入学を決意した以上、「大卒でないと得られないモノ」があると感じているのもまた、事実のはず。
少し、冷静でない場合もありますから。
後から後悔するのを避けるために、退学の前に、一定期間「休学」するんです。
国公立なら、休学しても学費はかかりません。私立でも、学費に比べれば安く済みます。
半年ほど休学して、その間は好きなように過ごして。
それでも必要ないと感じたなら、遠慮なく辞めたら良いです。
無理は禁物です。
直感を大切にしてください。
「大学に行きたくない」と感じた理由は、千差万別。
確実にコレをやれば正解!という答えはありません。
でも、私の経験から言えるのは、「自分の直感は重要視するべき」ということ。
さんざん考えて出した結論は、誰に否定される筋合いもありません。
あなた自身の考え方を、大切にしてください。そしてその結論を、正解にしていくんです。
何か思うところがあれば、人に相談してみましょう。今の時代だからこそのやり方があるんですよ。
▼特に「HSP」初心者の方はコチラ
【総まとめ】HSPを学ぶあなたへ。全体像と上手な付き合い方【初心者】
▼「HSP」に関する他の記事はコチラ
「HSP」カテゴリの記事一覧