HSPとミニマリストの相性が良いって小耳に挟んだけど、どうしてそう言われているの?…もしそうだとしても、ミニマリストって相当ストイックな人達で、とても真似できそうにないけど…?
こんな疑問を、HSP気質を持ちながら、ミニマリズムを生活に取り入れることで人生の変わった私が、解決します。
- 「ミニマリズム」「ミニマリスト」とは何か
- HSPこそミニマリストが向いている3つの理由
- ミニマリズムの取り入れ方
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
ここでお伝えしたいのは、
繊細な気質をもつ我々HSPは、ミニマリストになることで「生きづらさ」を遠ざけられる可能性が高い
ということです。
不要な刺激や他人からのネガティブな影響を減らすことによって、「自分らしく」生きられる状態へと近づけるんですね。
私は、気づけばいつの間にかミニマリストらしくなっていて、その心地よさに気づきました。
読み終える頃には、なぜHSPとミニマリストが相性抜群なのかが明確になっていますよ!
▼HSPの基礎知識についてはコチラ
【総まとめ】HSPを学ぶあなたへ。全体像と上手な付き合い方【初心者】
「ミニマリスト」「ミニマリズム」とは何か
詳しくはこちらの記事【ミニマリズムの本質は「自分基準の追求」にあり。効果絶大です。】に譲りますが、一言で表すと、
自分基準の追求
こそが日常生活における「ミニマリズム」であり、これを自らの生活で推し進めている人が「ミニマリスト」なんですね。
どういうこと??
自分が力を注ぎたいモノに対して時間、お金、労力を注ぐために、それ以外のモノは必要最低限までそぎ落とす。
こういうニュアンスです。
「自分基準」=「自分らしさ」と考えてOK!
なので、巷でよく言われているような、
- ひたすら家中のモノを減らせばOK
- 減らすモノを毎日血眼になって探している
- ベッドも布団も持たない。あるのは寝袋のみ。
- 冷蔵庫は不要。食事はウーバーイーツでOK
- 洗濯機はコインランドリーがあるから不要。
といった、ひたらすらストイックなスタイルだけでは、決してありません。
なるほど…。たしかに、別世界の話かと思ってた。
フカフカの布団無しなんて考えられないから!
ストイックなスタイルも、ご自身に合っているのであれば快適なのでしょうから、決して否定はしません。
ですが、こういったイメージは少しばかり「ミニマリスト」になるハードルを上げてしまっていて…。
まるで機会を奪っているかのようにも感じられるんですよね。
まるで「奇人」「変人」のように捉えられることも…。
ここで言いたいのは、「想像よりもっと、とっつきやすいものなんですよ。」ということ。
刺激に強く影響を受ける繊細さんは、無意識のうちにある程度ミニマリスト的な生活をされているかもしれませんね。
ですが、意識することでこれまで以上に快適になっていくと考えています。
なるほどね!
HSPこそミニマリストが向いている理由
HSPな人はなぜミニマリストに向いているのか、その理由を大きく3点にわけてお伝えします。
細かな各論は、別記事でまとめていっていますので参照ください(このページの最後にまとめ記事があります)!
ここでは大枠をお伝えしますね。
理由①|不要な刺激を減らせる
「物質的なモノ」、「生活環境」のお話です。
5感のどこからしら敏感気味というのは、HSPなら誰しも感じているところですよね。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。
私の場合は特に「聴覚」や「視覚」だったりするのですが、ミニマリストになることでだいぶラクになりました。
なぜなら、あらゆる五感の刺激を減らせるから。
例えば…
テレビを取り払った
➡雑音が減ってリラックスしやすくなった
衣服や家具を厳選してモノを減らし、部屋をスッキリさせた
➡視覚的な刺激が減り、家がより好きになった
使用していないモノを減らし掃除の効率化を図り手間を省いた
➡嫌なニオイや汚いモノを目にする機会が減った
等々…。
普段気になっているところ、ありませんか?
これは考えてみれば当然のことで、モノが減れば、その分余計な刺激も減りますよね。
必要性と快適性を天秤にかけて、洗練させていくんです。
たしかに、使っていない不要なモノを減らすだけで随分と影響が出てきそう…!
ここに挙げたのは一例ですが、ひとまずはモノを減らしてみましょう。
ミニマリズムの第一歩として、非常に取り組みやすいのでおすすめです!
▶参考|ミニマリストになりたい人必見!シンプルな「物を減らす極意」を伝授します
とてもラクになりますよ。
理由②|他人に左右される機会を減らせる
「人間関係」、「物事の考え方」のお話です。
人の心情が自分のことのように感じられたり、物事を深く考えて時間を費やしたり。
ミニマリズムは、これら心の動きに関する部分にも効果的です。
モノを減らして快適な環境で暮らせるようになると、こういったところにも自然と手をつけたくなってくるんですね。
人づきあいや物事の考え方って、いちばん苦しんできた部分かも…
たしかに、「人間関係」はこれまで時間をかけて築き上げてきた大切なもの。
「物事の考え方」も、これまでの人生で繰り返した決断や学んだこと、経験から導き出される、非常に根深いものです。
でも、そういった大切で根深いものだからこそ、逆に自分自身を苦しめる原因ともなり得るんですね。
例えば…
- 学生時代から続く仲良しグループとの関係
- あまり気乗りしない、親からの提案
- 興味はあるけど疲れそうな誘いに乗るか断るか
等々…。
思い当たるフシはありませんか?
めちゃめちゃある。
ミニマリズムを取り入れることは、単なる「持ちモノ」を減らすことに留まりません。
「背負っているモノ」や「頭の中にたまっていくモノ」もすっきりさせることができるんです。
▶参考|ミニマリストの憧れスナフキン!シンプルライフの秘訣とは【ムーミン谷】
様々な先人たちの生活スタイルを、参考にしてみましょう!
理由③|生きづらさから離れ「自分らしく」生きられる!
「ミニマリズムの本質」と「仕事」のお話です。
仕事に関しては、特に悩みのタネになりがちですよね。
モノを減らし、生活環境を整え、人間関係も見つめなおし、考え方を整理した。
人によって順番は異なるでしょうが、恐らく「仕事」に手を付けるのは最後の方になるかと思います。
生活がかかってるし、難しいからね…
これまでお伝えしてきたように「自分基準」を追求し続けていくと、
- 心地よいモノが身のまわりにある
- 刺激へ反応する機会が大幅に減る
- 必要以上に他人に振り回されない
- 頭の中もすっきりする
日々の生活がとても心地よく感じられるようになるんです。
そして次第に、自分が本当にやりたかったことに注力できるようになっていくんですね。
それだけ、時間的にも気持ちの面でも余裕ができてきます。
でもそれは、まだあくまでもプライベートの話。
仕事については、重い重い腰をあげねば、誰も変えてはくれません。
これといったスキルがあるわけでもないし、気が重くて…
人生は長いようで、とても短いもの。
頭では分かっているものの、死ぬ間際になって後悔する人がとてつもなく多いそうです。
仕事の時間も含め、「自分らしく」楽しく、日々を過ごす。
ある意味では「当たり前」のことですが、実現できている人は少ないのが現実。
ミニマリズムを通じて生活、思考を快適に整えたら、働き方改革に手を出しましょう。
▼自分らしい毎日を送るための本格的な第一歩はこちらから。
あなたらしく生きられる日々の実現にグっと近づきますよ。
ミニマリズムを試してみよう!
ここまでで、繊細なHSPがミニマリズムといかに相性が良いかをみてきました。
そもそも刺激や情報が過多になりやすい現代人であることに加え、天性の気質もあいまって大変なことになりがちな繊細さん。
ミニマリズムの実践を通じて、不要な刺激や他人からのネガティブな影響を減らしていく。
それを継続することによって、「自分らしく」生きられる状態へ圧倒的に近づけるんです。
「HSPとミニマリズムの組み合わせは最強」だと、確信しています。
ぜひ、試してみてくださいね。
▼初めの第一歩はこちらから。全体像を把握しましょう。
- 自分基準の追求を -
Minimalism
毎日が快適に!
人生に閉塞感を覚えたら、コレ一択。
お金や時間に余裕が欲しい人も、どうぞ。