ミニマリストになる人って、どんな過程でそうなったんだろう?具体例を知りたい!
こんな疑問を、一人暮らしを機に最大限にミニマリズムを取り入れて以来、幸せに暮らす私が解決します。
- ミニマリズムに出会った時の衝撃と、その後とった行動
- 1人でミニマリスト生活を始めたときの様子
- 結婚してからのミニマリスト生活における変化
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
- しがらみに縛られ失敗し続けた過去
※一人暮らしで汚部屋を卒業し好転
- 心穏やかで快適な生活を追求中
※持ち物は1軍のみ!各種改革を断行
- 夢に向けて突き進む充実した日々
※自分の「好き」を最優先に!
私は今、夫婦2人で快適な生活をしていますが、ミニマリストになったのは実はそれほど昔の話でもありません。
この記事では、「ミニマリズム」に出会ってから、ミニマリストになるまでの変遷についてまとめていきます。
ミニマリストな生き方を目指している方、必要最小限で心豊かな生活を送りたい方へ。
きっと、参考になると思いますよ!
ミニマリズムを知った大学時代
なあなあ、しょーきち、これ知ってる??
友人の何気ない一言と同時にみせられたのは、とあるWebサイトでした。
目に飛び込んできたのは、「シンプルライフ」という文字と、画像。
ちょうど、こんな感じのものです。
その時みたサイトがどのような人の書いたものなのかは、既に忘れてしまいました。
でも、大変な衝撃を受けたことを覚えています。
その友人の「これだ!!!」という嬉しそうな表情も。
そのサイトの作者は、あらゆる面で無駄をそぎ落とし、シンプルに生きようとされていました。
- 部屋の色も、
- モノの量も、
- 日々の暮らしも、
- 考え方も…。
いわゆる「シンプルライフ」と呼ばれるもので、今の私が考える「ミニマリズム」の本質とは何ら変わりのないものです。
ただ、表現をするときの言葉のチョイスが異なるだけ。
そこから数日は「シンプルライフ」というワードで検索し、いくつかブログを読んでいた気がします。
そうなると当然、「自分もやってみよう!」と思いますよね。
私が最初に手をつけたのは、当時住んでいた実家でした。
でも、どうにもうまく進められず、頓挫。
なぜか家にあった「こんまりさんの本」も読みました。それまでと比べると多少はマシになりましたが、それでもまだまだ。
そこから1年ほどは時間が空いたと思います。
一人暮らしの準備を経て「シンプルライフ」がスタート!
「シンプルライフ」を目指すのを再開しようと考えたのは、人生にとても悩み、疲れ果てていた頃でした。
正確には、特に「再開しよう」などとは考えていなかったと思います。
ただただ、
「もう、いろいろ疲れた。」
「一人暮らしをして、好きなように快適に過ごしたい。」
そういう思いが高まった結果、モノを手放す、いわゆる「断活」を始めたのです。
実家の中でも、特に片付けが可能だったのは自分の部屋だけでしたから、とにかく目につく「不要なモノ」をゴミ袋(大)に入れまくりました。
親には驚かれていましたし、取り立てて反対されてはいないものの、やや怪訝な顔もされました。
無理もありませんね…。
最初に手をつけたのは、たしか、小学生の頃のモノたち。
不要であることを認識していても、どうにも手放せないモノ。
今でもゼロとは言いませんが、当時はとてつもなく多かったんです。
例えば…
- 幼稚園の頃にもらった図鑑
- 小学生になった頃、クラスメイトたちからもらった誕生日プレゼント
- 旅行に行ったときに買ってもらったキーホルダー
- 図画工作の授業でつくった粘土や紙の作品
- ポケモンの「ガシャポン」で手に入れた数々のコレクション etc...
もちろん、他にもまだまだあります。
とても書ききれませんし、思い返すと懐かしくて、かなりノスタルジックな気持ちになりますね…!
気持ちとしては晴れ晴れしていますが、それだけ思い入れが強かったんだなと、ヒシヒシと感じます。
小学生の頃のものを終えたら、中学生、高校生と…。
次々と手をつけていきました。
結果、部屋は相当に綺麗にモノがない状態に。
モノのあった場所はかなりホコリが溜まっていたりもしていたので、かなり気合を入れて掃除しました。
こまめに掃除しておかないと、ほんと大変です。
こうして、私の「シンプルライフ」は幕を開けました。
【一人暮らし】ビッグタイプのワンルームでミニマリストに。
そこから紆余曲折あり、私が一人暮らし先に選んだのは、実家から車で数時間の場所にある、ワンルームの部屋でした。
ワンルームと言えども、わりとこだわって探した甲斐があって、住み心地は良かったです。
以下の条件を全て満たしていたんです。
- 風呂トイレ別
- 会社まで乗り換えなし・ドアtoドアで40分程度以内
- 鉄筋造り
- オートロック付き
- 広さは10畳ほど
- ベランダは東南向き
- 3階以上
- コンロは2口
- ゴミは24時間出し放題
- 最寄りから徒歩10分以内
- 壁は白く清潔感あり
- 家賃は交渉して控えめに
部屋探しをしていると、「え!そんなとこないですよ」って何人かの方に言われたのですが、探しているとちゃんとありました。
宅配ボックスがなかったのと、生活音が予想より少しだけ気になったことくらいでしょうか。
それも慣れてきます。取り立てて不満はありませんでした。
実家から持ち出すモノも、新たに仕入れる家具家電も最小限に絞って、快適に生活できましたし。
クローゼットが一つあったのですが、洋服は当然そこに収まりきる量で、部屋の中に出ているのは布団とオーディオ機器程度。
よくいえばとてもシンプル。悪く言えば殺風景な部屋でした。
テレビもありませんでしたから、朝会社へ行く前には、ラジオを聴いていました。
ラジオは基本的にポジティブなことしか流れてこないので、雑念が減るんです。
オススメですよ。
そして、モノが少なくて特に良かったのは、次のようなことが徐々に実感として湧いてきたことです。
- 掃除の手間が圧倒的に減った
- モノの配置が手に取るようにわかるので探す時間が不要になった
- 自分に必要なモノが浮き彫りになった
- 浮いた時間を好きなように使えた
しかも、実家を出る前に少し病院で治療もしていたのですが、アレルギー性鼻炎がかなりマシになりました。
ストレスやホコリが減ったからでしょうか。
健康面でもポジティブな影響が出たのは、本当に嬉しかったです。
健康第一ですから。
さらには、モノだけでなく、人間関係や物事の考え方といった「ミニマリズムの本質」。
その根幹に関わるところにまで考えが及ぶようになりました。
一人でいる時間を大切にして、自分と向き合う。
人によっては「まるで仙人みたい」「人として大丈夫か」などと言われそうですが…。
私にはその時間がとても大切だったんです。
こうして、私は「ミニマリスト」になりました。
気づいたらなっていた、という方が正確かもしれません。
【二人暮らし】自分の城を確保!ゆるミニマリストへ。
そうして一人暮らしをして数年。
平成生まれの私もいよい30歳台に近づいてきたこともあり、結婚をしました。
めでたいですね。
その頃から二人暮らしを開始。この時も部屋探しはやや難航するかと思われましたが、なんとかもちこたえました。
話が持ち上がってから徐々に部屋探しの軸を明確にしていき、結局は1,2か月程度で納得のいく家を見つけ出したんです。
中でも決して譲らなかった条件は
自分の部屋をもつ
という点でした。
奥さんは生まれながらにして「ミニマリスト」的な思考をもつ「生粋のミニマリスト」です。
- 郵便物はチラと見て即ゴミ箱へ。
- バスタオルには手ぬぐいのような小さなタオルを使用。
- 服も厳選しレンタルを利用。
- ほぼ手ぶら状態で外出することも…。
あと、ちょこちょこ筋トレもやっています。
でも、やはり元々は他人同士ですから、持ち物に対する考え方が異なる部分も多々ありますよね。
例えば、テレビをもつかどうか、どれほど部屋からモノを排除するかといった点。
いろんな所で意見が異なることは、一人暮らしの時代から予想がついていました。
そして実際に住み始めると、その予感は的中。それでも、
お互いの部屋のことには不干渉
というルールを設けることで、気持ちよく生活ができています!
ちなみにですが、今では家にテレビがあるので、私もちょこちょこ観ています。
音楽番組の生放送とか、お笑いのコンテストとか、良いですよね。あの臨場感。
あとは、食器とか。
少ない方かとは思いますが、やはり奥さんの意向も大事にしたいです。
食は見た目からなんです。
そういう点ではいわゆる「究極にモノ持ちでないミニマリスト」から遠ざかっていて。
「ゆるミニマリスト」
と言えるかもしれませんね。
ですが、物質的なモノでない「考え方」や「時間の使い方」といった点が最も大事で。
その点はさらに研ぎ澄まされていっている気がしています。
【今後について】さらなる「自分基準の追求」を目指して
ミニマリストとして、まだまだ変えていきたいところは山ほどあります。
例えば、持ちモノも全てが全て理想のモノというわけではありませんし、
考え方もさらに洗練させられると思っています。
(1軍と言えるレベルで、お気に入りではありますが…)
また今後、家族が増えることもあるでしょうし、状況は様々に変化していくはず。
身のまわりの環境の変化や自分の心情の変化にも対応できるよう、もっともっと、物心ともに身軽にしていきます。
細かなところを言い出すとキリがないのでざっとまとめてきましたが、ここまでが「しょーきちがミニマリスト生活を送るまで」の大まかな流れです。
ほんの少しでも、読んでくださったあなたの参考になっていれば幸いです。
ミニマリストとして心地よく暮らす良さが分かち合えたら嬉しいです!