こんにちは!
しょーきち(@SHOKICHI_DJ)です。
本記事では、
- ミニマリストって過激なイメージがあるけど、どうなっていくの?
- 世捨て人のような生活をしていて大丈夫なの?
こういった疑問を解決します。
一人暮らしの頃、特にミニマリストでない人からしたら「世捨て人か」と思われるような生活を送っていた私。
そこから結婚し、ミニマリストとしての姿勢は予想外の方向へ進んでいきました…。
ストイックな世捨て人系ミニマリストに起きたこと。
ミニマリストとしての元々の姿勢
部屋の都合で、実家での個人の空間が制限されていました。
なので、一人暮らしを機に、モノを減らして自分好みの家に仕上げることにかなり執着していたんです。
テレビもなく、冷蔵庫の中身も、人付き合いも最低限。
自分の基準を追求するという意味で、けっこう、ストイックだったと思います。
休みの日は家で読書をするか、YouTubeやNetflixを観るか、考え事をするか…。
モノを減らすべく、部屋をうろついていたことも。
あまりにも家にいるので
陽の光を浴びないとな…
と考え、家の周りをウロウロしてみるのですが、すぐに飽きるんですよね。
週に5日働いて、2日の休みがあるという生活でしたが、平日の仕事で心身ともに疲れ果ててしまっていたんです。
なので、休日もやりたいことはあるにはあったのですが、気力が湧かず。
ミニマリストとしての生活で自由な時間は生まれていたものの、どこか「退屈さ」を感じる日々でした。
結婚して夫婦二人暮らしになってからの変化
そんな日々が続いている中でも、今一緒に住んでいる奥さんとの関係は良好でした。
何年も毎日毎日連絡を取り続けていた、唯一の人です。
住む家が違うので、私の「ミニマリスト的な生活」との干渉も少なく済んでいたんですよね。
そこから、婚約、結婚を経て二人暮らしをすることに。
どちらかというと私は先延ばしにしがちだったのですが、押されてなんとかスタートさせることができました。
奥さんはどちらかというと「大らか」な性格で、生粋のミニマリスト気質ではあるものの、エンタメが大好きな浪費家でもあります。
根本的な価値観はまるっと一致しているのですが、私とはわりと違うタイプですよね。
課題は山積していました。
- どんな部屋にするか。
- どんな家具を置くか。
- どんな時間の使い方をするか。
一朝一夕に決められないものなので、じっくり話し合いを重ねながら、決めていきました。
今もなお、日々の暮らしの中で調整し続けています。きっと、終わりはないのでしょう。
その結果、私の家にはいま、テレビがあります。
ヨガマットも、お茶を入れるポットも、脚立も、大きめのソファも、多様な食器も…。
まだモノが少ないのは確かかと思いますが、それでも一人暮らし時代に比べると、かなり増えています。
時間の使い方も、少し変わりました。
テレビがあるので、生放送の音楽番組を観たり、お笑いの特番を観たり。
夜はネットのみでなく、報道番組を観ることもあります。
冷蔵庫の余りモノで、ちょっとした料理をつくることも。
末路|少しだけ、○○が好きになりました。
かつて、徹底的とも言えるほどに「無駄」を嫌っていた私ですが、今の幸せな生活を通じて感じていることは、
ムダも悪くないな。
ということ。
もちろん、一口に「ムダ」といっても、全てが良いわけではありません。
テレビの娯楽番組を、興味もないのに垂れ流し状態にしたり、使ってもいない食器類を放置しておくのは、時間と場所を奪うだけの完全なる無駄です。
でも、そうでないものも、たくさん。
「セレンディピティ」という言葉、ご存知でしょうか。
「素敵な偶然や予想外の発見をすること」を意味する言葉なんですが、私はとても重要だと考えています。
一人暮らし時代には、減らそうとしすぎるあまり、逆に余白が無かったんですよね。
生活を豊かにする「ムダ」もあるんだな、と。今では考えています。
こうして私は、少しだけ、ムダが好きになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
かつて徹底した世捨て人系のミニマリストだった私に起きた変化を、ザクッとお伝えしました。
精神面では今でも「仙人一歩手前」なのは相変わらずですが…。とても楽しく生活できています。
少し肩の力を抜いて、流れに身を任せてみるのも、悪くはないですよ!
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