「HSP気質な人はよく寝る」って本当??自分自身、なんでこんなによく寝るのか…。どうにか対応していきたい。
こんなお悩みを、HSP気質で生きづらさを抱えながらも、現在は快適に暮らす私が解決します。
我が家は、夫婦そろってHSP気質です。
- 「HSPな人はよく寝る」の真偽
- HSPな人がよく寝る理由
- 当事者の体験談
▶参考|【気遣い】HSPがよく笑う理由が切なすぎる【心の底から笑おう】
しょーきち
▶Twitter|@SHOKICHI_SUB
寝ても寝ても、寝足りない…。
休みの日には泥のように眠る…。
他人と比べると不安になることもあるかもしれませんが、全く問題ありません。
HSPな人にとっては、必要不可欠なことだったんです。
実体験に基づき、詳しくみていきます!
HSPはよく寝るってホント?
本当です。
もちろん、個人差がありますが、とてもよく寝ます。
日中にもかかわらず、何時間でも寝ていられる人も。
5感の鋭さもあいまって、刺激を受けると疲れが溜まりやすいんですね。何もおかしいことではありません。
睡眠って、ただでさえ、心身を休めるためにはものすごく大事です。
「HSP」という概念の提唱者であるエレイン・アーロン博士も、著書の中でこうおっしゃっていました。
睡眠に問題があるなら、それは最重要課題である。
しかも、睡眠にまつわる問題は、生活に大きく影響してきます。
日中に疲れて寝てしまうと、夜中に眠りにつけず起きてしまったり、昼間に眠気に襲われて集中力を欠いてしまうこともありますよね。
朝起きることが難しくなれば、そもそも学校にも仕事にも行けません。
また、世間で一般的に、
早寝早起きは健康に優れている
とはよく言われることですが、HSPの人、特にHSS型で活発な人は、なかなか難しいかもしれません。
睡眠時間を4時間、5時間程度に抑える、いわゆる「時短睡眠」なんてもってのほかです。
私もかつて、「なんでこんなに睡眠が必要なんだろう?」
と感じていました。HSPにはついて回る特性なんですね。
HSPがよく寝るのは気力と体力の回復に必須【環境が大事】
よく寝る人にとって大切なのは、何よりも「環境」です。
睡眠導入剤を使用したりサプリメントを摂ったりすることも、効果がないとは言いません。
ですが、根本的な解決には決して繋がらないんです。
少しだけ、思い出話をします。
気になる…!
周りとの差が浮き彫りになった高校生時代|HSPはよく寝る!体験談①
ほぼ無遅刻無欠席ですが、朝、起きるのが苦手すぎました。
電車で片道1時間弱程度はかかっていたので、朝6:30くらいには起きて、7:00過ぎには家を出る日々。
あからさまな「早朝」というわけでもないのですが、当時は耐え難かったです。
大変だったんだね…。
もちろん、高校生ですから、勉強や遊びのために夜遅くまで起きることも多く、その影響は大きかったでしょう。
ですが、学校の友人たちが
4時間しか寝てないわ~
5時間くらいかな!
などと言っているのを耳にして、信じがたい気持ちでいっぱいでした。
4時間なんてもってのほか。
6時間、7時間は寝ていても、しんどいんです。
それなりに授業も真面目に受けていたので、高3になる頃には、休み時間になると眠くて眠くて。
教室は騒がしいし、友人と話すのも億劫なほどでした。
「もっとアクティブに動けたら…!」なんて考えたこともありました。
でも、無理なものは無理です。
自堕落さが顔を出した大学生時代|HSPはよく寝る!体験談②
大学に入ってからは、そこそこ不真面目さが表出し始めます。
研究室(ゼミ)に配属されて以降は、講義も限られ、大学に行く時間の制限が緩くなったからです。
大学生あるあるかな?
朝起きるのがつらくて、気づけば昼頃に起きることもありました。
課題はなんとかこなしていましたが、効率も悪いですし、圧倒的に不毛な時間が多かった気がします。
でも、こうなったのも、勉強にアルバイトにサークルに恋愛に人間関係に…
何やかんやと高校生時代までとは比べ物にならないほどの刺激を、日々受けていたからなんですよね。
特に頼れる人もいませんでしたし、心細かったです。
就活も含め、色々なことを考える時期になりました。
繊細な奥さんの姿をみていて感じること|HSPはよく寝る!体験談③
そして社会人となり、結婚している今。
私同様にHSP気質を持つ奥さんは、私を遥かに超えてよく眠ります。
私のことですね。
一緒に住んでいない時から耳にしてはいたのですが、「えっそんなに!」と驚いたほど。
午前中に起きて、日中に再び「昼寝」と称して眠り始めようとするんです。
仕事が休みの日には、
ああ眠い。
布団の中で暖まるのは気持ちいいんだよ。
…と、よく言っています。とてもご機嫌な様子で。
奥さんは、お洒落をして外出するのも、友人と会うのも好きな方ですから…
仕事がある日は全力で仕事を頑張っていますし、その分疲れが溜まっているのだと思います。
仕事でのパフォーマンスがかなり優れているので、短時間で必要な分だけ稼いで、あとは好きなように過ごすスタイル。
残業もほぼなく、大体、週4日勤務程度で済ませています。
過去には週6日勤務で疲弊していた私。
「働く環境との相性」がいかに大切かを教えてもらいました。
一般的とされている週5日勤務でも大変すぎますよね。
HSPはよく寝る!気力体力の回復には生活や仕事の「環境」に変化を!
HSP気質のある人がよく寝るのは、至極当然なことです。
気力と体力の回復に必要なんですから。
そしてそれを無理なく心地よく実現するためには、
- 周りの十分な理解
- 自分に合った生活・仕事環境
これらが特に大事なんですね。
自分に合った環境を手に入れるのは、難しいようで、実は簡単です。
下記に解決法を別々の視点から3つ記しているので、もし良かったら参考にしてみてくださいね。
少し敷居が高く思われがちですが、革命的な方法がありました。
働き方は生き方そのもの。働き方は人生の質に直結します。
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