
こんにちは!
しょーきち(@SHOKICHI_DJ)です。
本記事では、
- ミニマリストって、貧乏人の言い訳じゃないの?なんだか貧乏くさいし、「モノ買いなよ」って思うよ?
- ミニマリストが貧乏人の言い訳だと思われるのはつらいよ!
こういった考えに、ミニマリストとして「異常者扱いをされた」経験を持ちながらも、自信をもって豊かなミニマリスト生活を続けている私が、お応えします。
読み終える頃には、ミニマリストが「貧乏人の言い訳」と思われる理由が、両者の視点で明確になっていますよ。
ミニマリストが「貧乏人の言い訳」「貧乏くさい」と言われる理由

ミニマリストが「貧乏人の言い訳でしょ?」「貧乏くさくて、かなわんわ」と言われる理由は、大きく5点あります。
誤解もあれば、価値観の違いも。
▶参考|ミニマリズムの本質は「自分基準の追求」にあり。効果絶大です。
理由①|モノをあまり買わないから。
最も目立った理由かもしれませんね。
モノをあまり買わないということは、「私服の制服化」や「自分に必要なモノの厳選が進んでいる」ことを意味します。
ミニマリズムを追う意味では非常に好ましいのですが…
その結果として、下記が起こります。
- 同じ服を着まわしがち
- お気に入りのモノを末永く使いがち
以前、こんな話もありましたね。
女性のニュースキャスターが何日も同じ服を着てみても「誰も気づかなかった」
会社でも、同じスーツを何日間か着ていても、取り立てて咎められることはありません。
つまり、実質的には「無害」なんですよね。
この感覚は私服にも言えるでしょう。
もちろん、洗濯をして清潔に保つことは大前提で。
また、お気に入りのモノを末永く使ってボロボロになってきても、構わないんです。
当人にとって「思い入れがある」「大のお気に入り」なんですから。
こちらも「無害」です。
でも、気にする人は気にするのでしょう。
世間の「常識」の一歩先をいってますからね。
そこで、
「新しいモノを買うお金がないのかな?」と感じ、それが「貧乏人の言い訳」と結びつく。
そういうお話です。
理由②|お金がない状況で「ミニマリストの良さ」に気づく人が一定数いるから。
著名人の中にもいらっしゃいますよね。
病気や仕事の都合でお金はあまりないけれど、何とか生活を向上させたい。
そういった考えを発展させた結果、「ミニマリズム」にたどり着いたという場合です。
これは「貧乏人の言い訳」というより、「貧乏人が進化した」というお話。
ミニマリストとして生活をしていく中で、その当人にとっての真の「豊かさ」は最大化されていきます。
金銭的に恵まれるようになったかは問題でないので、「言い訳」というにはかけ離れています。
理由③|「生活のミニマル化」を進めた結果、他者目線での「豊かさ」を感じられる要素が削られる場合があるから。
他者目線での「豊かさ」を感じられる要素とは、先に挙げた「服装」にも通じるものです。
例えば…
- 家は広くて大きい方が良い!
- 仕事で大事なのは、お金をいくら稼げるか!
- 服、なんでそれだけしか持ってないの?
- テレビをもたないって…なんで?お金ないの?
- 食器が全部真っ白って…もう少し彩を楽しんだらどう?
ここらへんは、「ミニマリズム」を取り入れているか、どこまで世間の常識、価値観に馴染めるかによって、大きく割れるところです。
いわば、水と油のような関係。議論をすれば水掛け論になるでしょう。
ミニマリストにとっては、「他者目線での豊かさ」は優先順位が低いですから。

上記のテレビのくだりは、親から似たようなことを言われたことがあります。「お金がないから」ではないんですよね。「必要ないから」です。
理由④|厭世的になった結果として「ミニマリスト」に目覚める人が一定数いるから。
「ミニマリスト」のイメージとしては、やはり「モノが少ない人」が強いですよね。
ただ、実際のところは「モノの多寡」はあくまでも導入であって、それ以外のところが大切になってきます。
その中でも、特にハードルの高い「精神的な側面」からミニマリズムをスタートする人が存在するんですね。
いわゆる「仙人・世捨て人系」の人々です。
▶参考|もはや狂気?「ミニマリストの異常な生態」を当事者が語る【リスペクト】
この場合、かなりストイックです。
やるとなったらとことん追求。精神的な足かせもないので、とどまるところを知りません。
なかなか手を出しづらい、「仕事」のミニマル化にも取り組みます。
その分、豊かな実情が分かりづらく、「負のイメージ」が先行。
あいつどうした?
仕事も変えて…大丈夫か?
こういった意見が飛び交います。
加えて、どうしても不健康感も漂いがちで…
こうした躊躇いのない変化が、貧乏という言葉と結びつくのでしょう。推測の中で。
理由⑤|嫌われているから。
悲しいですが、これも理由の一つでしょう。
ミニマリストは、自分と向き合う場面が多いので、その分、自己主張強めな人が多いです。
声を大にしていなくても。
良かれと思って、持ちモノの整理や片づけを周囲の人に押し付けてしまったり。
単純なやっかみの場合も。
生理的に受け付けられないのかもしれません。湯シャンとか…。
そうして「合わない」「遠ざけたい」と感じられたときに出る言葉が「貧乏くさい」なのかな、と。
他の理由にもあるように、「ミニマリスト」と「貧乏」は結びつけやすいですから…。
「ミニマリスト」と「貧乏人」の明確な違い

「ミニマリストは貧乏人の言い訳でしょ。」と思う人の気持ちも、理解はできます。
ですが、ミニマリストとしては心苦しいもの。ここでその違いを明確にしておきましょう。
モノを持てないのか、あえて持たないのか
ミニマリストと「貧乏人」の違いとして最も大きいのが、これでしょう。
「モノを持てない」のと、「あえて持たない」のとでは、大違いですから。
上記の理由にあったように、ミニマリストは「あえて持たない」モノの幅が広いんです。
テレビのような、持っていて当たり前だと言われがちなモノまで。
もちろん、金銭的にも持てない場合もあるでしょう。
でも、それはどんなお金持ちでも同じこと。
プライベートジェットが欲しいと言って手に入れられる人は、そこまで多くはありませんよね。同じことです。
▶参考|ミニマリストな有名人まとめ|あの世界の偉人や海外セレブも
ミニマリストは物心共に充実している
言葉のニュアンスの問題も含みますが、「貧乏人」というのは、「生活に困窮している人」のことです。
ミニマリストは、あえて選んでいる行動様式、考え方なので、何も困っていません。
むしろ、自分の感性と向き合い研ぎ澄ましているので、物心共に非常に充実しているんですよ。
著名ミニマリストも口を揃えているところですね。
完全に事実です。
もっと言うと、お金も貯まりやすいです。
▶参考|ミニマリストは貯金上手!節約と相性抜群な3つの理由【お金大好き】
ミニマリストは「気になる部分」には惜しみなく投資する
未来に投資ができないのが、「貧乏」ということ。大きく異なります。
モノや余計なしがらみを減らした結果、好きなことに充てられる時間も、お金も、相対的にものすごく増えます。
例えば…
- 株式投資を始める
- 趣味の道具をグレードアップする
- 副業に挑戦する
- ドラム式洗濯機を購入する
- 新しいスポーツを始める
- 洋服や家具のレンタルなど、新しいサービスを試してみる
自分自身の価値観も洗練されていくので、その分、「人生を真に豊かにしてくれる」モノや経験に、効率的に投資できるようになっていくというワケです。
まとめ|貧乏人と思われても、ミニマリストは自由で幸せ。
ミニマリストが「貧乏人の言い訳だ」と言われる理由が、明確になりましたね。
そして、金銭的に貧乏でも裕福でも、幸せを感じて暮らしていることも。
これが、ミニマリズムの本質をおさえた「ミニマリスト」と呼ばれる人達なんです。

なんだかんだで「貧乏人」と言われて気分良くはならないもの。気にする人もいるので、お手柔らかにお願いしたいところです。
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