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HSPの適職は事務職?フルタイム勤務と電話対応が無理なら要注意

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悩む人

HSP(繊細さん)に適した仕事って、何があるんだろう…。やっぱり事務職?でも、電話対応は苦手すぎるしフルタイム勤務もつらい…。事務職って大丈夫かな?

こんなお悩みを、HSP気質を持ち、生きづらさを抱えながらも、現在は快適に暮らす私が解決します。

この記事を読むと分かること
  • HSPと事務職の相性が抜群だと思える理由
  • HSPさんが事務職をするなら避けたい要素
  • HSPさんが事務職を選ぶ上での注意点
  • 生きづらさを感じ苦しみ続けた過去
    ※20数年間、HSPに全く気づかず…
  • HSPと上手に付き合う充実した日々
    ※HSPな奥さんとの生活が幸せ!

HSPの仕事問題。

私も、自他ともに認める超繊細な人です。

様々に考え抜いた結果、実際に事務職として数年に渡り勤務してきました。

その中で感じたことがたくさんあるのですが、結論を先にお伝えします。

事務職をするなら、「自身に必要な勤務条件」を、具体的かつ念入りに確認しておくべき

です。

この理由を、簡潔にお伝えしていきますね。

タップできる目次

HSPと事務職の相性は抜群かも?と考える理由

前提として、事務職と一口に言っても様々な形態があります。

営業事務、一般事務、医療事務、事務系総合職、等…。

また、会社の規模や業種によっても、やるべき仕事内容は様々ありますね。

とはいえ「事務職」というカテゴリである以上、ある程度似た業務をすることが多いのも事実。

営業や、専門知識の必要な開発職等と比べると、

  • オフィスや屋内施設の中で過ごすことが多い
  • 社外の見知らぬ人より、仲間である社内の人と関わる機会が比較的多い
  • 人と話すよりPC作業が多い
  • 書類作成等、営業よりも定型業務が多く、イレギュラー業務が比較的少なめ

などといった特徴があります。

こういった部分で、比較的「刺激が少ない」と思えるのが、HSPな我々が事務職を検討する理由かと思います。

私は事務系総合職の括りで、いくつかの職場で働いていましたが、上記は確かに当てはまりました。

1日中オフィスの中にいる日は多いし、直接会うのは8割以上が社内の人。PCの前に座りっぱなしの事も多く、目はドライアイになるほどです。

ただ、確かに当てはまるんですが、少し違っていたんです。考えていた状態とは。

それが、以下でお伝えする盲点たちでした。当時はHSPの自覚もなかったですし、見逃していたんですね…。

HSPが事務職で避けたいアレコレ

主な点を、5つお伝えします。

  1. 電話対応
  2. 他人からの目が気になる環境
  3. マルチタスク
  4. 複雑な人間関係
  5. フルタイム勤務

本当に思った以上にダメージを受けてしまったので、検討中の方は、くれぐれもお気をつけください。

順にみていきましょう。

電話対応|HSPが事務職で避けたい要素①

これは、私が最も苦手とするところでした。

出来る人はできるのですが、無理な人は本当に無理だと感じています。

こまごまとした業務を覚える前に、「新人は電話対応して当たり前」という考えをマナーとして叩き込まれた方も多いのではないでしょうか。

新人が出来ることは確かに限られているのですが、電話対応って、決して簡単ではありませんよね。

  • 取引先の社名も聞き取りづらい
  • 横柄すぎる態度の人がいる
  • 人によって取次の仕方を工夫する必要がある

等々…。

電話って、感情が伝わりづらいんです。

相手がどんなニュアンスで話しているのか、心情はどうか、話は伝わっているのか。

私は表情や声のトーンから読み取ることが多いのですが、電話では全てがぼやけてしまいます。

私の場合、オフィスで電話が鳴るたびに、怯えていました。

もちろん、練習してスムーズな対応が出来るようになってはいったのですが、それでも上手くいかない時はあります。

イップス状態にもなりました。電話を取ってもすぐに声が出てこないんです。

職場によっては、個々に携帯電話が支給されたときもありました。

これはもう最悪です。通勤の時や休みの日に連絡が来ることもしょっちゅうでしたから。

着信音恐怖症になりました。とても耐えられません。

他人からの目が気になる環境|HSPが事務職で避けたい要素②

1日を通して同じ席にいることが多い場合に、特に当てはまると思います。

みられていると、とにかく集中できないんですよね。

何か間違ったことをしているのではないか、何か指摘されるのではないか、といった気持ちも出てきます。

通路側で人通りの多い席なんて、考えただけでもゾッとします。

マルチタスク|HSPが事務職で避けたい要素③

1つのことに、じっくりと集中して考え、取り組みたいんですよね。

電話や他人からの目にも絡みますが、割り込み業務があった場合には地獄でした。

ある程度定型な仕事であっても、上司に相談する時間が限られていたり、同僚の欠勤による穴埋めなどが続くと、一度にやるべき業務が増えますから。

そういったときに対応しきれなくなってしまうんです。

あと、厄介なことに、世間話も当てはまります。

集中して取り組まないとミスをしそうなときや、これでもかと忙しい時に限って、世間話をしようとする人がいるんです。

もちろん息を抜くことも必要ですし、人間関係を良好に保つ上でもとても感謝しています。

でも、タイミングが悪い場合が多くて…。

世間話をしながらやってたら、仕事が終わるのも遅くなりますよね。

複雑な人間関係|HSPが事務職で避けたい要素④

神経をすり減らすんですよね、複雑な人間関係には。

特に同じチーム内での話は、ダイレクトに影響を受けるので、困ります。

  • AさんとBさんが険悪な雰囲気のようだ
  • 上司のCさんが部下のDさんのことをこう評価している
  • DさんはAさんに風当たりが強い
  • BさんはEさんに対して甘すぎる

もうこんな話を毎日のように聞かされていたら耐えられません。

そうでなくとも、誰が誰をどう思っているか、敏感に感じ取ってしまうのですから。

機嫌の良しあしによって対応を変えないとややこしい人もいたりしますし…

この複雑な関係の間に挟まれてしまうこともあります。

もはやサンドバッグ状態でした。

フルタイム勤務|HSPが事務職で避けたい要素⑤

週6で働く週のある職場もありましたが、疲弊して疲れがまるでとれません。

転職してから、土日祝が休みなら最高だと思っていましたが、決してそうでもありませんでした。

疲れが溜まると、とてももたないんです。

「実質労働時間が1日8時間で週5日」以上の基準でないと、生活が成り立たない。

「世間の普通から外れてしまう」

昔はそう考えていました。

でも、無理なものは無理なんです。

身体を壊しては元も子もありませんし、決して悪いことをするわけでもありません。

HSPが事務職を選ぶなら気をつけるべきこと

これまでに挙げたことの中で、ご自身に当てはまるものを排除した職場にしましょう。

なかなか条件が厳しくなってしまうかもしれませんが、譲れない部分で妥協してしまったら、毎日がとてもしんどく感じられてしまいます。

ここはこだわりを持ちましょう。

事務職を選ぶ上で気をつけるべきことの例

電話対応
➡完全に無しがベスト。

他人からの目が気になる環境
➡一人で集中、淡々とこなせる現場か。

マルチタスク
➡業務の範囲が限られているか。活気に溢れすぎていないか。

複雑な人間関係
➡少人数がベター。忙しすぎたり暇すぎることはないか。

フルタイム勤務
➡自営業・アルバイト・パート・時短での勤務も視野に。

あくまでも私の考えに基づく一例ですが、参考にしてみてくださいね。

あなた自身の場合には何が必要なのか、じっくり考えてみましょう。

まとめ|事務職以外も含め、HSPとして快適に働ける環境を模索しよう!

ここまでで、HSPの人にとって事務職が適職なのかどうか、「良さそうな点」「避けるべきポイント」をお伝えしました。

事務職をするなら、「自身に必要な勤務条件」を、具体的かつ念入りに確認しておくべきです。

ご自身の中に当てはまるものはどの程度ありましたか?

世間的な常識やこれまでのご自身の価値観に照らし合わせると、なかなか厳しい要素もあるかと思います。

でも、一番避けなければならないのは、健康を損ねること。

日々楽しく働けるよう、新たな指針をもって、適職探しと向き合っていきましょう。

考え続けていれば、きっと上手くいく時がきます。応援しています!

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